金持ちからノウハウをパクる
賢いやり方は一流から豪快にパクるのが近道だということで、参考にしたのはこの方たちの書籍などです。
ジョン・F・ディマティーニ。
前回の日記で、蓄財について一番影響を受けた人物がディマティーニ氏だと書きました。詳細は検索するといろいろと出てきますね。ブレイクスルー・エクスペリエンスなどの自己啓発セミナーが有名ですが、私がオンラインセミナーで受けたものは金融に特化したテーマでした。そこで語られた氏の投資戦略は、お金に関する価値観を変える各種のワークをこなしたうえで「ゆっくりお金持ちになる」という堅実路線。決してギャンブルではない、現実的・確実な蓄財のテクニックが述べられています。
次に参考にしているのが、マーク・モーガン・フォード氏。
ビジネスの本場アメリカで多くの起業を成功させた大富豪で、ペンネーム「マイケル・マスターソン」の名前で沢山のビジネス書(「大富豪の起業術」「臆病者の科学的起業法」など。いずれもダイレクト出版刊)を出している方です。
最近和訳出版された「大富豪の投資術」が蓄財の教科書として最適なので紹介いたしました。
いずれの方も大富豪であり、面白いことに、財産を築き上げる手法についてだいたい同じようなことを言っています。
それが4つの戦略、貯蓄・節約・投資・そして起業です。
戦略① 貯蓄 賢い人間はまず自分に支払う
最初のふたつは保守的な蓄財について。
ディマティーニ氏は貯蓄を最優先としています。
給料をもらったらまず一番最初に自分の貯金用口座に突っ込み、そして浪費させない。各種支払いは別の銀行口座で行う。とにもかくにも自分自身の未来に投資するという意味で、また一か月頑張った自分へのご褒美という意味で、毎月の給料はまず「自分に支払う」ことが一番最初。
マーク・フォード氏は蓄財戦略のなかでも貯蓄の重要性を強調しています。
余談ですが、アメリカ人は貯蓄をほとんどしない国民性があるんでしょうか…お二方とも「アメリカ人はぜんっぜん貯蓄しない!」ってボヤいてますw
戦略② 節約 いまの支出の30~50%を削減してほしい
この言葉はマーク・フォード氏の書籍「大富豪の投資術」で最初のほうに書かれている大ナタ。
砂金を受け止めるバケツの穴を小さくすれば、バケツに残る金がより長い時間滞在するのは当然ですね。
フォード氏は思い切って「いまの住まいをダウングレードしろ」とはっきり言ってます。
一般的に、家や家賃は家計にいちばん重くのしかかっているから、これを思いっきり減らすことが最高の節約になる。
ディマティーニ氏は日々の消費を逐一チェックし、無駄を極力省くことを言っています。
無駄とはすなわち「価値が上がらないものにお金を使うこと」。
家も、車も、所有するだけでコストがかかり、価値が上がることはまずありません。
日用品などの消耗品も「これは本当に必要なものなのか?自分の価値を高めてくれるものなのか?」と自問してから買う。
また節税もだいじな節約手段です。いま節税でホットな話題といえばiDecoですね。
戦略③ 投資 お金にお金を稼いできてもらう
ここからふたつは攻撃的な蓄財について。
お二方ともまず生活の数か月分をまかなう現金を貯金できたなら、それを守り、余ったお金で投資を始めなさいと説いています。
投資の詳細なやりかたについてはお二人は意見が分かれていますが、結論としては同じことを言っています。
「…ただし、株式投資などでは決して大富豪にはなれない」
戦略④ 起業 自分でビジネスを興し、レバレッジの効く仕事をする
ディマティーニ氏は「つねに人に対して価値を提供することを考えなさい」と何度も強調しています。
貧乏なのは人に施しをしないからだと。ひとにとって価値のあるものはそれぞれ違うから、マーケティングの技術も必要になってくる。
かならずビジネスをはじめる、もしくはそれをサポートする側に立つべきと説いています。
フォード氏も起業が大事であるが、まずは雇われている会社のなかで唯一無二な人物になるような働き方をしなさいとしています。
また、起業が怖いなら、ぜひ氏の「臆病者の科学的起業法」を読んでみてください。自分もこの本で大いに触発されました。
この本では、本業の傍ら、副業をちびちびと続けて、それを大きくしていくという非常に現実的な方法を述べています。
学ぶってたのしい!実践するといっそうたのしい!!
私は以上のことを学び、実践しています。
お寺の動かない空気で腐っていた頭が、日々の気づきで活性化されていくよう。
いろいろな具体的な実績などはここで報告させていただきます。おたのしみに!
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